確定申告の時期ですね。

私の事務所にも、確定申告のご依頼で書類が届いてきています。

事業をしている方が確定申告をするためには、自分がいくら儲かったのか、という計算をしていきます。

その計算式が、「売上ー経費=利益」です。

例えば、小売業を例にとってみると、

売上は、お客さんに商品を販売した金額です。

では、経費はどういうものがあるのでしょう。

販売するための商品を仕入れてくると思いますので、その仕入代(売れたもののみ経費になります。)

事業に必要な消耗品を買った、広告を出すための費用を支払った、店舗を借りているので家賃を支払ったなど、

事業に関係する支出が経費になります。

逆にいうと、事業に関係のない支出は経費にならない、ということですね。

同じ飲食代でも、取引先との打ち合わせのための飲食代は経費になるけれど、

家族で食事をするための飲食代は経費にはならない、ということです。

確定申告をするときは、利益の額に対して税金の計算をするようになるので、利益はなるべく小さい方がいい、と思われるかもしれません。

でも、事業に関係のない支出が経費に入ってしまうと、間違った計算をしてしまうことになります。

正しい申告をするためには、事業とプライベートの領収書やレシートはきっちり分けて保管しておく、

そして余分な税金を納めなくていいように、事業に必要な支払いをしたときの領収書やレシートは捨てずに保管しておく、

この2点が重要かなと思います。

確定申告、面倒だなと思われているかもしれませんが、早めに終わらせて、本業に専念できるように頑張りましょう!

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